『東京都平和祈念館(仮称)基本計画』(1994年5月)
『東京都平和祈念館(仮称)基本計画』
作成 東京都企画審議室調整部
発行年 1994年
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前年の『東京都平和記念館基本構想懇談会報告』に基づいて、「平和祈念館(仮称)の基本的性格」「事業計画の基本的視点」「展示」「資料・情報の収集、保存、提供」「普及活動」「建設候補地」「施設整備の基本的考え方」「展示館・ホール」「平和のモニュメント」「運営組織」「開館形態」「施設の効率的な運営」「愛称」などのあり方が、具体的に検討された。
常設展示の「メイン展示」について、「A東京空襲」「B語り継ぐ戦争体験」「C東西冷戦の時代」「D今日の平和の諸問題」「E平和の願い」「<映像シアター>F東京空襲に至る道」という6つのコーナー案が示された。
資料の収集方針では、①実物資料、②模型・複製資料、③写真・映像・音声資料、④図書資料、⑤平和のメッセージ・平和をテーマとする作品が、収集の対象とされた。
(参考)建設予定地「位置図」「建設予定地周辺図」
出典 『東京都平和祈念館(仮称)基本計画に関する調査報告書』(作成 基本計画に関する調査委員会、設置・運営 (株)丹青研究所、1994年3月)
[説明]
『東京都平和祈念館(仮称)基本計画』(1994年5月)では、東京都平和祈念館の建設候補地は「中央区佃二丁目大川端地区、文化・商業等施設用地(2.6ha)の一部」とされた。
基本計画の基となる調査報告書に建設予定地の「位置図」「建設予定地周辺図」が掲載された。
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