短評:美術と美術館が語りつぐ公共で/の記憶

ミュージアム研究者の小森真樹さんより、藤井光「爆撃の記録」と東京都平和祈念館アーカイブズに短いレビューをいただきました。

小森真樹ブログ phoiming, 2021.05.17
「美術と美術館が語りつぐ公共で/の記憶:藤井光《爆撃の記録》@原爆の図 丸木美術館、東京都平和祈念館アーカイブズ」
参照


「日本では「公共」という考え方自体が曖昧なままであり、実現されているとはいいがたい状況にある。《爆撃の記録》からこのワークショップ、そしてウェブサイトへという展開は、公共で/の記憶を語りつぐこと(=パブリック・ヒストリー)における「美術」や「美術館・展覧会」という方法の可能性を示した好例だと思う。」(小森 ブログ記事より)

東京都平和祈念館アーカイブズ Tokyo Peace Museum Archives

5月1日、原爆の図丸木美術館で展示「特別企画 藤井光 爆撃の記録」が始まりました。 「爆撃の記録」は、1999年に計画を「凍結」された東京大空襲の博物館「東京都平和祈念館」を題材に、記憶を受け継ぐことの困難と可能性を問いかける作品です。本サイトでは、作品の背景である「東京都平和祈念館」に関する資料と、作品をめぐる反応を、会期中限定でアップします。 写真:旧江戸湊から佃、隅田川河口方面を見る